用語辞典

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皇朱学園 舞台となる皇朱学園は、表向きは定められた名家のお嬢様・お坊ちゃまのみが在学えきる全寮制のエリート学校だが、真の姿は、世にはびこる心霊を討伐する役割を担う「心騎士(名家の生徒と執事のペア)」を養成する特殊な学校。学園に入学した生徒は、心教師の指導のもと、帝王学の勉強(卒業後の表向きの活動)するとともに、「心霊」を討伐するための訓練と実践を行っていく。 執事 生徒が学園に入学すると、寮生活を送ることになるが、その際のお世話係兼戦いのパートナーとして、生徒と同数の執事が就任する。生徒は、執事と日常のコミュニケーションと戦いの訓練や実践を経て、一対の「心騎士」を構成する運命の執事を探し出していく。 心霊 この世には何らかの怨恨のある死者の穢れた魂が凝集して「黒心珠」を生み出し、それを中心に人型の影が形成され、「心霊」と化す。一般の人には見えず、「心騎士」の血族の者だけが彼らを認識できるが、心霊も生徒の血筋の輝く魂を求めて襲ってくる。 心騎士 生徒と定められた運命の執事のペアのこと。卒業後は、表向きは主人と執事として上流階級の暮らしをしながら、政府の命に従って心霊を討伐する役割を担っていく。 クリスタル 生徒の家系には、代々、クリスタルが1づつに与えられ、学生生活を通して、運命の執事を探す手掛かりになる。このクリスタルが、執事が持つ宝石の色に輝くと、運命の執事である証となる。執事と生徒の心霊討伐の技術と心の相性がピークに達しないと、輝きが安定しない。 心殿と清杯 皇朱学園は、心騎士を養成するだけではなく、「黒心珠」の浄化という大きな役割を担っている。心霊の討伐により回収された「黒心珠」は、学園内の「心殿」と呼ばれる施設に設置されている「清杯」に投入され、心教師により特別な儀式を受けることで、徐々に「白心珠」浄化されていく。浄化された「白心珠」は、最終的に政府機関に送られる。 定められた運命の執事 心霊は生徒の血筋を襲う習慣があるのだが、生徒の家系が途絶えると世の中に害を為すようになるので、生徒を守るために特殊な執事の家系が存在する。生徒の家系と執事の家系が同時期に同数いるが、その相手は家同士で一定しておらず、探す必要がある。皇朱学園の学園生活を通じて、運命の相手を探し、卒業すると「心騎士」となる。